用語集
降額曲線
抵抗が許容する最大消費電力を周囲(または端子)温度の関数として示したグラフ。基準温度で 100 %、最大許容動作温度で 0 % まで直線的に低下する。
定義
定義
すべての抵抗データシートに降額曲線があり、責任ある設計は必ずこれを尊重する。物理:素子には長期間耐えられる最高ホットスポット温度(巻線 350 ~ 450 °C、皮膜 155 ~ 200 °C、セメント 275 °C)がある。定格電力は参照周囲温度(25、40、70 °C など)でこのホットスポットを生む値。周囲温度が高ければ、ホットスポットが同じになるよう許容消費電力は比例して下げる必要がある。
典型曲線は参照温度まで 100 % 平坦、その後最大動作温度で 0 % まで線形に低下。70 °C 定格・200 °C 最大の 100 W 抵抗は 100 % / (200 − 70) = 0.77 %/°C で降額 —— 100 °C で 77 W、150 °C で 38 W、200 °C で 0。多くの設計はわずかな節約のため降額を無視し、夏期に実用環境で過温故障する。
降額曲線は端子温度(SMD は半田パッドで測定)または周囲温度(シャシ取付)に対するもの。熱経路の影響大:アルミ筐体抵抗は自由空気とヒートシンク取付で別々の曲線を持つ。パルス負荷は低デューティ用の専用降額曲線がある。必ず実際のデータシート曲線を参照する —— 一般的な 50 % 降額経験則は出発点に過ぎない。
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