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用語集

ピーク電力

パルスや過渡における最大瞬時電力。抵抗ではホットスポット損傷を避けるため、対応するパルス幅でのパルス電力曲線以下に保つ必要がある。

定義

定義

ピーク電力は平均・連続電力と区別される。PWM スイッチング、コンデンサ放電、モータ回生、雷サージなどの回路では、電流スパイクの瞬時 V × I が長期平均をはるかに超える。200 W 平均で選定したプリチャージ抵抗は、接触器投入時に短時間 2 kW を受けることがある。

ピーク電力上限は 2 つの故障メカニズムで決まる。極短パルス(< 100 μs)では熱が抵抗体内に断熱的に閉じ込められ、限界は材料劣化前の最高瞬時温度(合金やペーストにより典型 400 ~ 800 °C)。長めのパルスでは熱が外へ拡散し、限界は基板 - 素子界面の熱応力で、膨張不整合がメタライゼーションを割ったり厚膜端接を開放したりする。

データシートのパルス電力曲線がこれらを明示する —— 経験則ではなく実際の曲線を参照。巻線では典型的に 5 s で 10 倍、0.1 s で 50 倍、10 ms で 100 倍。厚膜は倍率が低めだが意義あり:100 μs で 5 ~ 10 倍が一般的。回路に極短反復パルスがある場合は、ピークだけでなく単発エネルギーと事象間冷却時間も評価する。

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